・新型うつから『スマホうつ』へ
そもそも「うつ」自体にも、
老人性「うつ」や産後「うつ」、心理的ストレスによる「うつ」、
他の病気(例えば脳血管障害)による「うつ」など様々な病態がありますが、
特別な原因(外部的要因)が無く発症する精神疾患(内因性・脳や心の病気)であるとされています。
しかし、最近では、従来型の定型「うつ病」とは異なる、
非定型の『新型うつ』という「うつ」が急増しています。
私は精神科領域の専門家ではありませんので、精神科領域の詳しい
「うつ病」概念については控えさせていただきますが、
非定型の『新型うつ』は、
1日中精神的なうつ症状にある従来型の定型「うつ」とは異なり、
仕事の時だけうつ症状が発症したり、責任を他の事象に転嫁しやすかったり、
頭痛や慢性疲労感などの身体的症状をともなっていたりなど
複雑な様相があるようです。
パソコンの普及にともない、仕事の多くが長時間パソコンの画面に
向かって『IT猫背』姿勢に固定化されています。
仕事のたびに身体にのしかかってくる首や肩のコリ、後頭部からこめかみ
にかけて締めつけてくる頭痛、喉の圧迫感。
そして、IT化よる業務効率の追求と人員削減などによる
実質的な仕事量の増加、切迫する仕事のストレスによって、
「戦うときの神経」=交感神経はより優位な状態になり、
首から肩にかけての筋肉を一層緊張させます。
自律神経失調による倦怠感、動悸、吐き気、食欲不振、胃腸障害などの
全身的な不定愁訴が襲ってくる。
ようやく仕事が終って、身体的な苦痛と精神的な苦痛からやっと
解放される毎日。
このような日常生活が続いていると、
身体的、精神的にタフでない方は、仕事自体が耐え難い苦痛に感じるようになり、
仕事となると、倦怠感、無気力、不安感、イライラする、焦り感などの
うつ症状が発症してしまう『新型うつ』が急増しているのではないでしょうか。
さらに、『スマホ』の登場によって、
仕事が終わってパソコンから離れても、空いている時間があれば
下を向いて(うつむいて)『スマホ』画面に集中しているため、
『IT猫背』を固定化したまま、より首への負担を助長していく。
仕事ではないので精神的な苦痛は少ないのかもしれませんが、
首コリ病=「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)
=『スマホ症候群』の危険は増加して、
今度は仕事以外のときでも「頚筋性うつ」から抜け出せない
『スマホうつ』になるわけです。
LINEやフェイスブック、ツイッターなどのプライベートSNSや
オンラインゲーム、YouTubeなど、
楽しみを求めてうつむいて『スマホ』に集中することが、実は、
身体的な症状やうつ症状を発症しやすい『スマホうつ』に
自らを落とし込んでしまっているのです。
首こり病のヤバい実態!
『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、
そして『スマホうつ』への過程を解説します! (書籍『スマホうつ』より)
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