2章 頭痛、肩コリ、食欲不振、その原因は、パソコン&スマホにあった!?
・首コリが招く、頭痛、めまい、自律神経失調症。。。。
『ストレートネック』などで首コリ状態が慢性的になり、
もはや病的な状態(首コリ病)になってくると、
首や肩のこり・痛み、頭痛のほか、
めまいや自律神経失調症などの症状が現れます。
このように「首コリ」によって起こる様々な身体症状を医学的には
「頚性神経筋症候群(けいせいしんけいきんしょうこうぐん=CNMS)」
(頚筋症候群)といい、近年、大変注目を浴びています。
当院に来院される患者さんにも多い症状です。
そもそも首は、脳からの命令を身体に伝える脊髄が通っている
大変重要な部分です。
脊髄は、脳が下に伸びた部分であり(脳と脊髄を合わせて中枢神経という)、
この脊髄から身体の知覚・運動を制御する体性神経や内臓・血管などを
制御する自律神経が出ていますので、人間の脳と身体をつないでいる
最重要ポイントです。
特に自律神経は、心臓や肺、胃腸などを支配して、心拍や呼吸、消化、
体温調節など体内の生命活動をコントロールする最も大切な神経で、
交感神経と副交感神経があります。
交感神経は、大まかに言うと「戦うときの神経」です。
ストレスや緊張にさらされると、交感神経が優位になり、
心拍&血圧の上昇、血糖値の上昇、胃腸の働きの抑制、神経過敏、
血管収縮、骨格筋の緊張などが起こります。
これに対して、副交感神経は、「リラックスするときの神経」です。
副交感神経が優位になると、心拍&血圧の抑制、血糖値の抑制、
胃腸の働きの活発化、血管拡張、骨格筋の弛緩などが起こります。
このような身体の活動・緊張に関わる働きをする交感神経と、
休息・安静に関わる働きをする副交感神経の二つが、
それぞれがアクセルとブレーキのようにバランスよく働くことで
身体を健康的に保っています。
しかし、首にはこの自律神経が複雑に走っているので、
「首コリ」によってその働きが妨げられると、
常に交感神経(アクセル)が優位になり、
心身の健康を保つ上で大切な副交感神経(ブレーキ)の機能が
低下してしまう自律神経失調症に陥りやすくなるのです。
具体的には、
全身倦怠感、動悸、のぼせ、吐き気、食欲不振、胃腸障害、発汗異常
などの不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれる症状
が起こりやすくなります。
「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)研究の第一人者、
脳神経外科医で東京脳神経センター理事長 松井孝嘉 医学博士によると、
「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)の診断では、
問診のほか、MRIなどの画像診断、平衡機能、瞳孔検査、頚部筋肉の
触診による緊張や圧痛がどの程度であるかなどで判断されます。
首こり病のヤバい実態!
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そして『スマホうつ』への過程を解説します! (書籍『スマホうつ』より)
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