2章 頭痛、肩コリ、食欲不振、その原因は、パソコン&スマホにあった!?
急増する『スマホ症候群』ってご存知ですか??
『スマホ症候群』とは、
一般的に『スマホ』を長時間利用することにより引き起こされる
身体的諸症状のことをいいます。
最近、新聞や雑誌、インターネットなどメディアで取り上げられる
ようになった言葉、新造語であり、
現在のところ明確な定義は確立されていません。
代表的な症状としては、
頭痛や肩こりや首の痛み、喉の圧迫感、
食欲不振、顔の筋肉の下垂、不眠など
があります。
前述の『スマホ依存症』が
『スマホ』をいじらずにはいられないという主に精神的側面の問題
であるのに対して、
『スマホ症候群』は、
長時間『スマホ』を使用することによる身体的症状という
主に身体的側面の問題です。
いつでも、どこでも使えて、便利でエンターテイメント性の高い
『スマホ』は、ついついハマリやすく、依存しやすいツールです。
従来のガラケーが電話機能とメール機能が中心だったと異なり、
画面を見ていじっている時間が圧倒的に長くなっています。
加えて、ガラケーよりも画面は少し大きくなりましたが、
『スマホ』は、パソコンと同等の大容量の情報が手のひらサイズの
小さな画面に次から次へと表示されますので、
下を向いて小さな画面に集中した姿勢で操作することが多くなります。
また、表示画面と操作ボタンのあるグリップ部分とが分かれた
ガラケーに対して、
『スマホ』は表示部分と操作部分が同一画面になっているため、
『スマホ』操作時は、ガラケーに比べて、より猫背になりやすく、
目線もより下を向きやすいといえるでしょう。
このように『スマホ』操作時の下を向いた姿勢は、
頭頸部が前方に出るため、パソコン作業時の頭頸部を前方に突出した
『IT猫背』と同様、後頭部から首肩への負担が大きく、
頭痛や肩こりや首の痛みの原因になるのです。
さらに、パソコン作業の場合は、
椅子に座ってデスク上のパソコンを操作するので、
顔や目線が比較的正面近くを向きやすいのに比べて、
『スマホ』操作の場合は、
顔や目線がより下を向いた状態になるため、
首の後側の筋肉引き伸ばされるので、
首への負担はより大きくなります。
そしてこのような下を向いた、うつむく姿勢が、頻繁になったり、
長時間になってくると、
頭を支えている首の後側の筋肉が引き伸ばされてコリ固まり、
首が真直ぐになる「ストレートネック」という状態になる
こともしばしばあります。
首こり病のヤバい実態!
『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、
そして『スマホうつ』への過程を解説します! (書籍『スマホうつ』より)
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