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『スマホうつ』の考察~IT猫背・スマホ依存症・スマホ症候群・スマホうつ~

書籍『スマホうつ』から~IT猫背の悪影響、スマホ依存症からスマホ症候群、そして『スマホうつ』への過程を解説します!

頭痛・首肩こり、それは『IT猫背』が原因です!

 

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

2章 頭痛、肩コリ、食欲不振、その原因は、パソコン&スマホにあった!? 

 

・すべては『IT猫背』からはじまっている!

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先ほどもお話しましたが、

私どもの整体治療院(川井筋系帯療法治療センター)には、

首や肩の痛み、頭痛、背中の痛み、腰痛、慢性疲労などで

お悩みの方が多数来院されます。

肩こりや腰痛、慢性疲労の患者さんというと、

これまでは、重たい物を持つとか、1日中立ちっぱなしなど、

主に肉体作業をともなうお仕事をされている方が圧倒的に

多かったのですが、

 

この20年ぐらいの間にデスクワークを中心としたビジネスマンの方

多くなってきています。

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中でも最近は、20~40代で肩こり、首の痛み、頭痛、慢性疲労に悩み、

来院されるケースが急増していますね。

人によっては、倦怠感、無気力、不安感、焦り感などのうつ症状を

伴っている方もいらっしゃいます。

 

これらの方々に共通する身体的特徴は、

首が前傾して目線が下向きがち、猫背である、首から肩甲骨周り、

そして、背中の筋肉がパンパンに固く拘縮した状態になっていること。

 

そして、みなさんの仕事内容をお伺いすると、よくみられるのは、

会社の経理事務、データ入力業務、IT関連企業(システムエンジニア

コンピュータープログラマーwebデザイナーなど)大学生、大学院生など

 

パソコンの普及によって、会社や職場での仕事、学校や家庭での勉強

あるいは趣味など、気がつけば、私達はパソコンの画面に向かって留まり、

身体を固定化して長時間作業しなければならない状況になりました。

sumahoutsu.hatenablog.jp

 

 

コンピュータのディスプレイなどの表示機器(総称してV

isual Display Terminal、VDT という)を使用した作業(VDT作業)を

長時間続けたことにより、目や体、心に支障をきたす病気は、

以前からVDT症候群とも呼ばれ、

厚生労働省でも「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン

を出しています。

 

VDT症候群の症状には、

ドライアイや慢性疲労、精神的ストレスなど様々なものがありますが、

最も多いのは、図のように

 

頭頚部の前方突出した独特の猫背姿勢

IT猫背』に基づく

頭痛や首の痛み・肩こりです。

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特に最近よく見られるのが、

書類をパソコンキーボードの手前に置いて、

下にある書類と前のモニターを交互に見ながら

キーボードをたたいて仕事をする方。

 

仕事中の姿を横から見ると、

背中を丸めた猫背姿勢となり、頭頸部を前方に突出させて、

両腕を伸ばした前のめり姿勢になっています。

 

 

猫背姿勢は、

1.心臓や肺が収まっている胸郭(肋骨によって構成される胸部分)内の

 容積が狭くなるため、

心臓や肺へ負担がかかり、動悸がしやすかったり、

 呼吸が浅くなったりしやすくなります。

 

2.さらに、胸郭全体が下にさがるので、

⇒胸郭の下にある胃が圧迫されて、

 胃の痛みが起こりやすくなります。

 

3.また、猫背姿勢は、重たい頭頚部が前方に出て体の重心ラインが

 脊柱や体の土台である骨盤に適切に乗らないようになるので、

背中や腰の筋肉への負担が大きく、

 背中や腰の痛みの原因になります。

 

そして、頭の重さは、体重の約10%(だいたい5~7kg)ある

といわれますが、

 

頭頸部が前方に突出して重心が前に移動すると、

とりわけ頭を真下で支える首への負担は、2~3倍にもなるといわれます。

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特に頭頸部が前方に突出した『IT猫背』は、

長い時間、後頚部から肩で重たい頭部を支える

こととなるため、

後頭部から首肩への負担が大きく、

首周辺の筋肉が固く緊張したままに

なりやすいのです。

 

筋肉に負担がかかり緊張(収縮)したままになってくると、

筋肉の間にある毛細血管が圧迫されて血液循環が滞ってしまいます。

そうすると、血液によって運ばれてくるはずの筋活動に必要な酸素や

栄養素などが十分に供給されず、筋肉の活動が低下してさらに固く

縮こまった状態(異常緊張)になり、

乳酸などの老廃物が蓄積して疲労感や鈍重感の原因になります。

(これが、いわゆる筋肉のコリ!なんです。)

 

重たい頭を支える首には、

僧帽筋、胸鎖乳突筋、頭板状筋、頚板状筋、頭半棘筋、肩甲挙骨のほか、

後頭下筋群(小後頭直筋、大後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋)という

大小様々な筋肉があります。

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これらの筋肉が異常緊張を起こし、首コリ状態になると、

筋肉の間を通っている大後頭神経や小後頭神経も圧迫されて

頭痛が起こってきます!

 

またその他にも、

首には、目や耳の領域を支配する神経も密集しているため、

目のかすみ、耳鳴り、めまいなども併発しやすくなります。


先程の「『うつの痛み』情報センター」の調査でも

頭痛は、うつ症状に悩む方が最も多く感じる身体的な痛みでしたね。

sumahoutsu.hatenablog.jp

 

 

このように

頭頸部が前方に突出した『IT猫背』は、

うつ症状に悩む方がよく感じる身体的な痛み

「頭痛」「胃の痛み」「肩の痛み」

「首の痛み」「腰の痛み」「背中の痛み」

を起こしやすい原因となっているのです!!

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書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

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川井筋系帯療法治療センター

院長 川井太郎 著

sumahoutsu.hatenablog.jp