・『スマホうつ』=「頚筋性うつ」は、薬では治せない!
従来型の定型「うつ病」とは異なる、非定型の『新型うつ』の
一形態といえる「頚筋性うつ」。
従来型の定型「うつ病」は、
特別な原因(外部的要因)が無く発症する精神疾患(内因性・脳や心の病気)
であるとされています。
従来型の定型「うつ病」に対しては、専門の精神科や心療内科で、
心理カウンセリングのほか、精神安定剤や抗うつ剤など薬物療法が行われ、
一定の効果をあげています。
しかし、「頚筋性うつ」の場合、
首コリ病=「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)という、
うつ症状を発症しやすい要因があり、
さらにその原因には、首の筋肉の過剰な緊張、拘縮があります。
そのため、従来型の定型「うつ病」に対する治療法のように、
精神科や心療内科で心理カウンセリングや薬剤を飲んでも、
身体的原因である首の筋肉の過剰な緊張、拘縮がそのままであれば、
十分なうつ症状改善ができないのです!!
それどころか、ある薬剤で改善が診られないから、他の薬剤も追加する
というように、だんだんと処方される薬剤の種類が増えていってしまう
可能性があります。
そうなると、場合によっては、薬剤の副作用によって倦怠感、無気力、
不安感、イライラする、焦り感などのうつ症状が複雑になって、
もはや薬漬けの泥沼から抜け出せない状態になってしまいます。
社会的にうつ症状に悩む患者さんが増加してきた2000年頃から、
比較的副作用が少ないとされる抗うつ薬SSRI(選択的セロトニン
再取り込み阻害薬)が発売され、広く処方されるようになりました。
でも、それでみなさんのうつ症状が改善し、うつ症状に悩む患者さんが
全体的に減ったかといえば、そうではなく、むしろ増加しているのが現実です。
そして最近では、安易な薬剤の処方が、うつ症状に悩む患者さん増加の
一要因になっているともいわれています。
複雑化した現代社会では、うつにも様々な病態があり、
急増する非定型の『新型うつ』と呼ばれるケース自体も、
未だ定義は定まっておらず、病態は様々あるようです。
したがって、単に倦怠感、無気力、不安感、イライラする、焦り感などの
うつ症状があるからといって、安易に薬剤を処方する従来の対症療法的な
やり方ではなく、それらの症状を発症させている要因をより細かく考えて
いく必要があり、それぞれの病態にあった治療手段を用いるべきでしょう。
特に『スマホうつ』=「頚筋性うつ」の場合は、
『スマホ』操作時のうつむきによって頭頚部を前方突出させた『IT猫背』になり、
首コリ病=「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)=『スマホ症候群』
となっているところから始まっています。
そこでまず、前述の首コリ病=「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)の
問診票を参考に、
精神的なうつ症状の他に、首や肩のこり・痛み、頭痛のほか、めまいや
自律神経失調症などの身体的症状の有無、頚部筋肉の過剰な緊張の有無などを
第一次的なスクリーニングとして、「頚筋性うつ」そして『スマホうつ』の
可能性を判断すべきだと思います。
「頚筋性うつ」そして『スマホうつ』の可能性が高い場合には、
パソコンや『スマホ』による、うつむきな『IT猫背』をできるだけ改善し、
首への負担を減らして、根本原因である首の筋肉の過剰な緊張、拘縮を
緩めて解放してやることが何よりも大切になるのです。
首こり病のヤバい実態!
『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、
そして『スマホうつ』への過程を解説します! (書籍『スマホうつ』より)
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