4章 『スマホうつ』予防の秘策
・『スマホ』に依存しない(支配されない)ための対策
そもそも『スマホうつ』のきっかけは、
『スマホ』の長時間の使用とその時の姿勢が原因です。
したがって、『スマホうつ』とならないためには、
まず、第一に『スマホ』を長時間使用しないこと、
すなわち、依存しない(支配されない)ことが大切ですね。
そして、『スマホ』に依存しない(支配されない)ようにするとは、
『スマホ』の使用状況を自分で適切にコントロールすることでしょう。
まずは、全体的な『スマホ』の使用時間を少しずつでも減らしていきましょう。
「本当に必要があるとき以外は、使用を減らす」
というのがポイント!
*ヒマつぶし『スマホ』を控える!
空き時間のヒマつぶしに何か面白いことは無いかとインターネットを物色したり、
すぐにオンラインゲームやSNSにはまるというのはできるだけ控えたいですね。
そんな時こそ普段あまり気にしていない周りのことに目を向けて、
人や物、建物、自然などいろいろと観察してみるのはどうでしょうか。
これまでは気づかなかったおもしろいことが見つかったり、あるいは
人や物の特異な法則を発見したり、時間の感覚を紛らわすための刺激とは異なる、
さまざまなクリエイティブ刺激があなたの脳に届き、脳を活性化してくれるはずです。
また、逆に常にさまざまなことを考えていてお忙しい方の場合は、
空き時間のときぐらい少し目を閉じて、目と脳を休めましょう。
「空き時間」があるというのは、
「心の余裕」があるというのと同じですよ。
それはとても貴重なものです。
心を無駄にすり減らさないようにしましょう。
*通勤・通学途中の『スマホ』を減らす!
通勤・通学の電車やバスの中で、『スマホ』をいじっている方も
非常に多いですね。
このようなときも、やはり本当に必要があるとき以外は
『スマホ』の使用を減らしましょう。
座席に座っていたり、空いていれば、まだよいのですが、
混雑してすし詰めの車内で、無理な体勢になりながら『スマホ』ための
スペースを作って、いじっている方も見かけます。
でも、本当に今『スマホ』をいじらなければならないような
重大なときなのでしょうか??
無理な姿勢で『スマホ』をいじっていると、首や肩、背中、腰、脚など
様々なところに負担がかかり、「体のゆがみ」の原因にもなります。
*「ながらスマホ」は止める!
歩行中や階段、自転車や車の運転中など、何か行為をしながら
これも本当に『スマホ』をいじらなければならないような
重大なときなのでしょうか??
「ながらスマホ」は周囲への注意力が散漫となってしまい、
転んだり、ぶつかったり、自分が危険のみならず、
場合によっては、他の人も危険に巻き込んでしまう大変な事故に
つながる可能性があります。
「ながらスマホ」は止めましょう。
*食事中、友人や恋人と一緒にいるときなどは控える
食事よりも『スマホ』の画面ばかり見ている人、友人や恋人と一緒にいるのに、
話もせずお互い『スマホ』をいじっている人、よく見かけます。
非常に残念です。
美味しい食事、大事な友人や恋人、いずれも心にいい影響を与えてくれます。
目の前にせっかく体によいもの楽しいものがあるだから、
少しの間『スマホ』は横へ置いといて、いっぱい楽しもうじゃありませんか。
体と心への栄養補充タイムにしてください。
*疲れを感じたら止めましょう
疲れているから『スマホ』で気分転換?!
いえいえ、小さな画面を長い時間凝視していては目と脳だけでなく、
首や肩も、より疲れてしまいます。そして心も。。。。
疲れを感じているときは『スマホ』は止めておきましょう。
*夜の『スマホ』いじりは就寝の30分前まで
夜、寝る前に『スマホ』でオンラインゲームやSNSをやっている方も
少なくないと思います。
しかし、寝る直前まで『スマホ』をいじっていると、
目や脳への強い刺激が残って脳が興奮状態のままになり、
寝つきが悪くなったり、眠りが浅く途中で目が覚めてしまったりと、
不眠症、寝不足になります。
睡眠中には、記憶や思考などを司る脳細胞の適正化と自律神経の安定化、
体の機能の修復などが行なわれています。
したがって、適切な睡眠がとれなかったり、睡眠が不足したりすると、
脳と体の疲れがとりきれず、イライラしたり、体調を崩しやすかったりします。
夜の『スマホ』いじりは就寝の30分前まで止めて、目と脳を休めましょう。
そして、脳と体を癒す、至福の眠りを楽しみましょう。
以上ように、少し思いつくだけでも『スマホ』いじりを減らせる機会は、
沢山あると思います。
ところで、そもそも自分が『スマホ』を1日どれくらい使用しているか、
大体わかりますか?
最近では、『スマホ依存症』を防止するために、
1日の『スマホ』の使用時間を計測してくれるアプリもあるようです。
例えば、「脱スマホ中毒-依存症からの脱出」アンドロイド系無料アプリ
1日の『スマホ』の使用時間を計測してくれるアプリ
気になる方は、一度測定してみてはいかがでしょうか。
自分でもビックリするぐらい使用時間が長いと思う方もいるでしょう。
少しずつ減らしていって、どれだけ減らせるかを1つの楽しみにするのも
いいかもしれませんね。
「本当に必要があるとき以外は、使用を減らす」という視点がポイントですよ。
*思い切ってガラケーに戻す
えぇ~っ!今さらガラケー?!それはあり得ない、って思う方も
多いかもしれませんが。。。。
実は最近、再びガラケーが注目されているんですよ。
ご存じないですか?
もともとガラケーは、電話、メール、インターネット閲覧、お財布機能、
カメラ、ビデオ、ミュージックプレイヤーなど日常生活上で必要な機能は
ほぼ備えていますので、実際上、日常での使用にはそれほど困らないのでは
ないでしょうか。
そして、ガラケーが再び注目されている再評価ポイントとしては、
以下のようなことがあげられます。
・ガラケーのほうが通信費用などが安い!
→ 一般的に、ガラケーの方が通話やパケット通信費が安い傾向にあります。
年間にして数万円の節約になるかも?!
・電池が長持ちする!
→ 電池寿命の短い『スマホ』のように、電池の減りを気にして、
予備のバッテリーや充電器を持ち歩かなくて済みます。
荷物が少なくて楽です。
・軽くてコンパクト!
→ 上着やズボンのポケットに入れていても邪魔にならない
操作がカンタンで、片手でも操作しやすい
肩や腕への負担が少ない
・衝撃に強い!
→ 落としても壊れにくい!
『スマホ』は小型のPCのようなものですから、基本的に衝撃に弱く、
しかも液晶画面が大きく、かつ、ムキ出しなので、うっかり落としてしまうと、
液晶画面にヒビが入ってしまったり、『スマホ』自体がダメになったりしやすい
ですね。
そのため壊れた時のための保障費用や買い替え費用など余計な経費がかかって
しまう可能性もあります。
でも、ガラケーなら、二つ折りなどで液晶画面も保護されていますから、
壊れにくく、少々雑に扱っても意外と丈夫です。
・使用時の目線が下がりにくい!
→ 首への負担が少ない!
先に『スマホ』使用時とガラケー使用時の写真で比べたように、
画面と操作部分が分かれているガラケーの方が使用時の目線が下がりにくいので、
姿勢への影響(首への負担)が比較的少なくなります。
うつ予防には大事なポイントですね。
そして、ガラケーに戻すことによって、再び使用時間も少なくなるでしょうから、
自然と依存性も低くなると思います。
『スマホ』の使用時間を自分で適切にコントロールできないという方は、
一度検討してみる価値は十分あると思います。
首こり病のヤバい実態!
『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、
そして『スマホうつ』への過程を解説します! (書籍『スマホうつ』より)
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