1章 もしかしたら、あなたも『スマホうつ』かもしれない
・スマホ依存者のキケンな一日
皆さんの中に、次のようなことに身に覚えのある方はいませんか?
・スマホやパソコンをほぼ毎日、数時間使う。
・首の後ろからズーンと重い頭痛がする。
・首の痛みや肩こりを感じることがよくある。
・喉のつまり感、違和感がある。
・体がだるく朝起きるのが辛い。
・気分が落ち込み、何もする気が起こらない。
・集中力が低下して、集中できない。
・イライラして落ち着かない。
・不安で、些細なことが気にかかる。
もし、あなたがこんな症状をしばしば感じるようであれば、
あなたにも『スマホうつ』の危険が差し迫っている可能性があります。
『スマホ』に支配される人々
あるビジネスマンの1日
《起床から出社まで》
朝6時半。ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ。
いつものように枕元に置いた『スマホ』の
目覚ましアラームが鳴り響く。
アラームが鳴っているのに気づいているが、眠気とダルさでなかなか起きられない。
しばらくしてようやく体を起こすが、首から肩がとても重く感じる。
喉の圧迫感もあってツバも飲み込みにくい。
『スマホ』に起こされて、眠い目をこすりながら、
とりあえずLINE、フェイスブック、ツイッターなどのSNSを確認。
今日の天気よりも、昨日アップした記事やコメントの反応のほうが気になる。
その後、短い時間で急いで出勤準備を整え、
自宅を出る前にもう一度、『スマホ』でSNSを確認。友人の様子が気になる。
友人の皆さんに朝のごあいさつ。
(前を見て歩かないと危ないですよ~)
ビジネスマンにとって通勤時間は貴重な時間ですね。
すし詰め状態の満員電車でも体をひねり、
『スマホ』のためになんとかスペースを確保。
人に見られないよううつむきながらメールをチェック、
そしてYahooニュース、新聞記事を見て世間の情報を収集。
その後はしばしの間、昨日のオンラインゲームの続きをお楽しみです。
そして、駅に着き電車を降りても、
下を向きながら『スマホ』のオンラインゲームは止められない。
途中、人にぶつかりそうになりながらも、無事、会社に到着!
(朝からお疲れ様です)
さて、この人は、
朝起きてから出社までにどれくらいの時間『スマホ』の小さな画面を
凝視していたでしょうか。
どれくらいの時間、下を向いていたでしょうか??
《お仕事中》
さあ、これから大切なお仕事です。
でも、起床時からすでに首や肩の鈍重感、全身的なダルさがあったのに加えて、
満員電車で無理な姿勢で下を向いていたので、首や肩の鈍重感は背中まで
広がってきていて、何となくやる気が出ません。
そして、なぜかイライラもする。
とりあえず、『スマホ』は机の上において、パソコン作業開始!
ノートパソコンでメールと社内SNSをチェックして、取引先に提示する
重要な資料を作成する。
書類をパソコンキーボードの手前に置いて、下にある書類と前のモニターを
交互に見ながらキーボードをたたく。
仕事中の姿を横から見ると、
背中を丸めた猫背姿勢となり、首を前方に突出させて、
両腕を伸ばした前のめり姿勢になっている。
(これが典型的な『IT猫背』姿勢!かなり危険です!
首や肩へ過剰な負担がかかって、筋肉が固くこわばった状態になります!!)
さて、首や肩の鈍重感で集中力が薄れてきたころ、やっと昼食の時間です。
『スマホ』と財布を持って昼食へ。
昼食を摂りながら、『スマホ』でYahooニュースをチェックして、
LINE、フェイスブック、ツイッターなどのプライベートSNSで
友人たちとつながり、
そして、通勤時に途中であったオンラインゲームの続きを再開。
そして、つかの間の休憩時間が終わり、再び仕事へ。
午後は取引先への営業周りです。
タブレットPCの入ったカバンを持ちつつ、
『スマホ』で取引先への最短ルートを検索し、いざ。
しかし、朝から続く首・肩こり、体のダルさに加え、食後の眠気が
追い討ちを掛け、モチベーションが全く上がらない。
はたして商談が上手くいくのか憂鬱な気持ちになる。
緊張した取引先との商談を何とか終了。
次回の商談予定を『スマホ』に記録して、帰社前に社内SNSで業務報告。
ついでにプライベートSNSもチェック。
帰社後は、再び書類をパソコンキーボードの手前に置いて、
下にある書類と前のモニターを交互に見ながらキーボードをたたく。
午前中よりもIT猫背がひどい。
そして、すでに首、肩、背中の筋肉は、
カッチカチに固まった状態になっている。
午前中とほぼ同様の仕事内容であるが、疲労感も重なって、
やる気の低下、集中力の低下、が大きくなる。
さらに、
夕方には首・肩こりから後頭部へ鈍重感が広がって頭痛も発症。
なんだか息苦しく、焦燥感まで感じる。
こんな苦しい生活がいつまで続くのだろう。。。と、
やりきれない思いに駆られる。
《退社から就寝まで》
残業までして、疲れきって会社を後にする。
会社を出てすぐに『スマホ』でSNSをチェック。
友人の皆さんにお疲れ様でしたとご報告。
そして、帰りの電車では、
椅子に座って『スマホ』でオンラインゲームの続きを再開。
下を向いて『スマホ』から目が離れられない。
帰宅後、食事をして、TVを見ながら、『スマホ』でSNSタイム!
その後、シャワーを浴びて、ベットでうつ伏せに寝転びながら、
寝る直前までSNSタイム!!
寝る直前まで強い光を放つ『スマホ』の小さな画面を見つめているので、
脳が覚醒してなかなか眠れない。
そして数時間後、また、
ダルい体を『スマホ』の目覚ましが無理やり起こす。。。。
彼は、いったい毎日どれくらいの時間、
下を向いて『スマホ』を操作しているのだろうか。
本人は自分が『スマホ』に依存している
(支配されている)ことに
全く気づかない。
そして、便利で楽しいはずの『スマホ』によって、
自分の身体と精神に不調をきたしてきている
ことに全く気づいていない。
実は、このビジネスマンのお話は、
私の治療院に来院されたある患者さんの日常を
要約したものなのです。
首こり病のヤバい実態!
『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、
そして『スマホうつ』への過程を解説します! (書籍『スマホうつ』より)
川井筋系帯療法治療センター
院長 川井太郎 著
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