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『スマホうつ』の考察~IT猫背・スマホ依存症・スマホ症候群・スマホうつ~

書籍『スマホうつ』から~IT猫背の悪影響、スマホ依存症からスマホ症候群、そして『スマホうつ』への過程を解説します!

IT猫背を改善して、『スマホ症候群』予防!

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

4章 『スマホうつ』予防の秘策 

 

・IT猫背を改善して、『スマホ症候群』予防

さて、今度は『スマホ』を操作する時の姿勢です。

 

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スマホうつ』は、

スマホ』操作時に顔を下向きにして頭頚部を前方突出させた『IT猫背』になり、

首コリ病=「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)=『スマホ症候群』

となっているのですから、

 

まず、うつむきな『IT猫背』をできるだけ改善しましょう。

 

sumahoutsu.hatenablog.jp

 

 

スマホ操作時の姿勢

 

イスに座っている場合

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・まず、体の土台である骨盤が安定するように、お尻の後側の骨、すなわち、

骨盤下部(いわゆる尾てい骨部分)がイスの背もたれにしっかり当たる位置

まで座わる。

 

・頭頚部が前方へ突出しないように、体は、背もたれに軽く寄りかかりましょう。

 

・目線が下がって顔が下向きにならないように、

手に持つ『スマホ』の画面をなるべく顔の高さぐらいまで上げて使いましょう。

 

→ 両手で操作する場合

 両脇を締めて両腕を胸部に寄せて、腕を立てて『スマホ』を持つ。

 胸部で両腕を支えるので、肩や腕の負担への負担少なく楽チンです。

 スマホ』を操作する姿が、可愛らしく見えます。

 

→ 片手で操作する場合

 『スマホ』を持つ反対側の腕を曲げて、体の前(肋骨の一番下辺り)で

 横に構えて、『スマホ』を持つ腕の支え(土台)にする。

 反対側の腕も無理の無い位置で土台になって支えているので、

 肩や腕への負担が少なく楽チンです。

スマホ』を操作する姿が、仕事のできる人のように見えます。

 

 

立っている場合

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・目線が下がって顔が下向きにならないように、手に持つ『スマホ』の

 画面をなるべく顔の高さぐらいまで上げて使いましょう。

 

→ 両手で操作する場合

 両脇を締めて両腕を胸部に寄せて、腕を立てて『スマホ』を持つ。

 胸部で両腕を支えるので、肩や腕の負担への負担少なく楽チンです。

 スマホ』を操作する姿が、可愛らしく見えます。

 

→ 片手で操作する場合

 『スマホ』を持つ反対側の腕を曲げて、体の前(肋骨の一番下辺り)で

 横に構えて、『スマホ』を持つ腕の支え(土台)にする。

 反対側の腕も無理の無い位置で土台になって支えているので、

 肩や腕への負担が少なく楽チンです。
スマホ』を操作する姿が、仕事のできる人のように見えます。

 

sumahoutsu.hatenablog.jp

 

 


パソコン作業時の姿勢

会社や職場での仕事、学校や家庭での勉強あるいは趣味など、

パソコン作業が長時間になると、気をつけないと頭頚部を前方突出させた

『IT猫背』になりやすくなります。

 

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sumahoutsu.hatenablog.jp

 

『IT猫背』にならないよう正しい姿勢でパソコン作業を行なえば、

首や肩、背中、胃腸などへの負担が少なくなるので、

「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)の防止になるのみならず、

集中力が増して作業効率も大幅UP間違いなし!

 みなさんぜひ実行してくださいね。 

 

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1.イスの座り方をしっかり!

 イスの座り方が悪いと右図のような「よい姿勢」を保てないばかりか、

 「身体のゆがみ」や腰痛の原因にもなります。

 

そこで、

①まず、体の土台である骨盤が安定するように、お尻の後側の骨、すなわち、

 骨盤下部(いわゆる尾てい骨部分)がイスの背もたれにしっかり当たる位置まで

 座わる。

 

②頭頚部が前方へ突出しないように、体は、背もたれに軽く寄りかかりましょう。

 

③また、背もたれが後に倒れすぎている場合には、右図のように小さめの

 クッションやバスタオルを丸めて背もたれと腰の間に入れておくと、

 腰への負担も少なく、よい姿勢を保ちやすくなります。

 

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2、キーボードはできるだけ近くに!

 キーボードが遠くにあって腕を伸ばして作業しなければならないと、

 首や肩への力学的負担が大きくなります。

 

そこで、 

・上腕(二の腕)を伸ばしてキーボードを操作しなくてもすむように、

 できるだけイスを机に近づけましょう。

 

・また、キーボードもなるべく机の手前正面に置いて、手首から先だけで

 操作できるようにしましょう。

 

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3、モニターの位置は正面に、そして高さにも注意!

 モニターの位置や高さが悪いと、やはりよい姿勢を保ちにくく、

 「身体のゆがみ」の原因になります。

 

そこで、

 ①まず、モニターは正面に置くこと。

 どうしても出来ない場合は、イスの向きをできるだけモニター正面に向けて

 パソコン作業をしましょう。

 

②また、ノートパソコンをお使いの場合、

 モニター画面の位置が低いのでどうしても目線が下がり、頭頚部を下向きに

 しやすくなりますので、モニター画面の高さがあまり低くならないように、

 パソコンの下に台を置くなど高さに注意しましょう。

 

③場合によっては、椅子の座面高を下げて、着座位置を低くするのもよいですね。

 そうすることで、相対的にデスクの上のノートパソコンの高さが上がり、

 モニター画面が適切な高さに調整できます。

 

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4、ときどき姿勢を整えなおしましょう!

 長時間の同じ姿勢は、同一箇所に重力負担がかかり、また、

 同一の筋肉ばかり使われるため筋肉が疲労してコリ固まった状態に

 やすくなります。

 

そこで、 

①30分に1回は「伸び」をしたり、座り方を整え直したりしましょう。

 

②また、1時間に1回はイスから立ち上がり、少し体全体を動かしましょう。

 

③「5章 首・肩こりにすぐ効く!IT猫背改善体操で紹介している体操」に

 ご紹介している体操をやっていただくと、より効果的です。

 

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5、ときどき目を休めるようにしましょう!

 モニター画面を集中して眺めていると、瞬きをする回数が減ってくるため、

 目のピント調整をしている筋肉が疲労したり、目が乾いてドライアイに

 なりやすかったりします。

 

そこで、 

・30分に1回は遠くを見るか、少し目を閉じて目を休めるようにしましょう。

 

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以上


「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)防止のため、

そして、作業効率UPのため、今日からIT猫背対策をしましょう!!

 

  

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

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川井筋系帯療法治療センター

院長 川井太郎 著

sumahoutsu.hatenablog.jp

スマホ依存症対策が、スマホうつ予防策(スマホに支配されるな!)

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『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

4章 『スマホうつ』予防の秘策 

 

・『スマホ』に依存しない(支配されない)ための対策

そもそもスマホうつ』のきっかけは、

スマホ』の長時間の使用とその時の姿勢が原因です。

 

したがって、『スマホうつ』とならないためには、

まず、第一に『スマホ』を長時間使用しないこと

すなわち、依存しない(支配されない)ことが大切ですね。

 

そして、『スマホ』に依存しない(支配されない)ようにするとは、

スマホ』の使用状況を自分で適切にコントロールすることでしょう。

 

sumahoutsu.hatenablog.jp

 

 

まずは、全体的な『スマホ』の使用時間を少しずつでも減らしていきましょう

 

「本当に必要があるとき以外は、使用を減らす」

というのがポイント!

 


*ヒマつぶし『スマホ』を控える!

空き時間のヒマつぶしに何か面白いことは無いかとインターネットを物色したり、

すぐにオンラインゲームやSNSにはまるというのはできるだけ控えたいですね。

 

そんな時こそ普段あまり気にしていない周りのことに目を向けて、

人や物、建物、自然などいろいろと観察してみるのはどうでしょうか。

 

これまでは気づかなかったおもしろいことが見つかったり、あるいは

人や物の特異な法則を発見したり、時間の感覚を紛らわすための刺激とは異なる、

さまざまなクリエイティブ刺激があなたの脳に届き、脳を活性化してくれるはずです。

 

また、逆に常にさまざまなことを考えていてお忙しい方の場合は、

空き時間のときぐらい少し目を閉じて、目と脳を休めましょう。

 

「空き時間」があるというのは、

「心の余裕」があるというのと同じですよ。

 

それはとても貴重なものです。

心を無駄にすり減らさないようにしましょう。

 


*通勤・通学途中の『スマホ』を減らす!

通勤・通学の電車やバスの中で、『スマホ』をいじっている方も

非常に多いですね。

このようなときも、やはり本当に必要があるとき以外は

スマホ』の使用を減らしましょう。

 

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座席に座っていたり、空いていれば、まだよいのですが、

混雑してすし詰めの車内で、無理な体勢になりながら『スマホ』ための

スペースを作って、いじっている方も見かけます。

 

でも、本当に今『スマホ』をいじらなければならないような

重大なときなのでしょうか??

 

無理な姿勢で『スマホ』をいじっていると、首や肩、背中、腰、脚など

様々なところに負担がかかり、「体のゆがみ」の原因にもなります。

 


*「ながらスマホ」は止める!

歩行中や階段、自転車や車の運転中など、何か行為をしながら

スマホ』をいじる「ながらスマホ」。

これも本当にスマホ』をいじらなければならないような

重大なときなのでしょうか??

 

「ながらスマホ」は周囲への注意力が散漫となってしまい、

転んだり、ぶつかったり、自分が危険のみならず、

場合によっては、他の人も危険に巻き込んでしまう大変な事故に

つながる可能性があります。

 

「ながらスマホ」は止めましょう。

 


*食事中、友人や恋人と一緒にいるときなどは控える

食事よりも『スマホ』の画面ばかり見ている人、友人や恋人と一緒にいるのに、

話もせずお互い『スマホ』をいじっている人、よく見かけます。

非常に残念です。

 

美味しい食事、大事な友人や恋人、いずれも心にいい影響を与えてくれます。


目の前にせっかく体によいもの楽しいものがあるだから、

少しの間『スマホ』は横へ置いといて、いっぱい楽しもうじゃありませんか。

体と心への栄養補充タイムにしてください。

 


*疲れを感じたら止めましょう

疲れているから『スマホ』で気分転換?!

いえいえ、小さな画面を長い時間凝視していては目と脳だけでなく、

首や肩も、より疲れてしまいます。そして心も。。。。

 

疲れを感じているときは『スマホ』は止めておきましょう。

 


*夜の『スマホ』いじりは就寝の30分前まで

夜、寝る前に『スマホ』でオンラインゲームやSNSをやっている方も

少なくないと思います。

 

しかし、寝る直前まで『スマホ』をいじっていると、

目や脳への強い刺激が残って脳が興奮状態のままになり、

寝つきが悪くなったり、眠りが浅く途中で目が覚めてしまったりと、

不眠症、寝不足になります。

 

睡眠中には、記憶や思考などを司る脳細胞の適正化と自律神経の安定化、

体の機能の修復などが行なわれています。

したがって、適切な睡眠がとれなかったり、睡眠が不足したりすると、

脳と体の疲れがとりきれず、イライラしたり、体調を崩しやすかったりします。

 

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夜の『スマホ』いじりは就寝の30分前まで止めて、目と脳を休めましょう。
そして、脳と体を癒す、至福の眠りを楽しみましょう。


以上ように、少し思いつくだけでも『スマホ』いじりを減らせる機会は、

沢山あると思います。

 

 

ところで、そもそも自分が『スマホ』を1日どれくらい使用しているか、

大体わかりますか? 

最近では、『スマホ依存症』を防止するために、

1日の『スマホ』の使用時間を計測してくれるアプリもあるようです。

 

例えば、「脱スマホ中毒-依存症からの脱出」アンドロイド系無料アプリ
    1日の『スマホ』の使用時間を計測してくれるアプリ

 

気になる方は、一度測定してみてはいかがでしょうか。

 

自分でもビックリするぐらい使用時間が長いと思う方もいるでしょう。

少しずつ減らしていって、どれだけ減らせるかを1つの楽しみにするのも

いいかもしれませんね。

 

「本当に必要があるとき以外は、使用を減らす」という視点がポイントですよ。

 


*思い切ってガラケーに戻す

えぇ~っ!今さらガラケー?!それはあり得ない、って思う方も

多いかもしれませんが。。。。

 

実は最近、再びガラケーが注目されているんですよ。

ご存じないですか?

 

もともとガラケーは、電話、メール、インターネット閲覧、お財布機能、

カメラ、ビデオ、ミュージックプレイヤーなど日常生活上で必要な機能は

ほぼ備えていますので、実際上、日常での使用にはそれほど困らないのでは

ないでしょうか。

 

そして、ガラケーが再び注目されている再評価ポイントとしては、

以下のようなことがあげられます。

 

ガラケーのほうが通信費用などが安い!

→ 一般的に、ガラケーの方が通話やパケット通信費が安い傾向にあります。
 年間にして数万円の節約になるかも?!

 

・電池が長持ちする!

→ 電池寿命の短い『スマホ』のように、電池の減りを気にして、

 予備のバッテリーや充電器を持ち歩かなくて済みます。

 荷物が少なくて楽です。

 

・軽くてコンパクト!

→ 上着やズボンのポケットに入れていても邪魔にならない
  操作がカンタンで、片手でも操作しやすい

  肩や腕への負担が少ない

 

・衝撃に強い!

→ 落としても壊れにくい!
  『スマホ』は小型のPCのようなものですから、基本的に衝撃に弱く、

 しかも液晶画面が大きく、かつ、ムキ出しなので、うっかり落としてしまうと、

 液晶画面にヒビが入ってしまったり、『スマホ』自体がダメになったりしやすい

 ですね。

 そのため壊れた時のための保障費用や買い替え費用など余計な経費がかかって

 しまう可能性もあります。

 でも、ガラケーなら、二つ折りなどで液晶画面も保護されていますから、

 壊れにくく、少々雑に扱っても意外と丈夫です。

 

・使用時の目線が下がりにくい!

→ 首への負担が少ない!
 先に『スマホ』使用時とガラケー使用時の写真で比べたように、

 画面と操作部分が分かれているガラケーの方が使用時の目線が下がりにくいので、

 姿勢への影響(首への負担)が比較的少なくなります。

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 うつ予防には大事なポイントですね。

 

 


そして、ガラケーに戻すことによって、再び使用時間も少なくなるでしょうから、

自然と依存性も低くなると思います。
 
スマホ』の使用時間を自分で適切にコントロールできないという方は、

一度検討してみる価値は十分あると思います。

 

以上、スマホに支配されないためのスマホ依存症対策でした。 

 

 

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

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川井筋系帯療法治療センター

院長 川井太郎 著

sumahoutsu.hatenablog.jp

『スマホうつ』=「頚筋性うつ」は、薬では治せない!

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

3章 『スマホ症候群』から『スマホうつ』へ 

  

・『スマホうつ』=「頚筋性うつ」は、薬では治せない!

従来型の定型「うつ病」とは異なる、非定型の『新型うつ』の

一形態といえる「頚筋性うつ」。

 

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従来型の定型「うつ病」は、

特別な原因(外部的要因)が無く発症する精神疾患(内因性・脳や心の病気)

であるとされています。

従来型の定型「うつ病」に対しては、専門の精神科や心療内科で、

心理カウンセリングのほか、精神安定剤抗うつ剤など薬物療法が行われ、

一定の効果をあげています。

 

しかし、「頚筋性うつ」の場合、

首コリ病=「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)という、

うつ症状を発症しやすい要因があり、

さらにその原因には、首の筋肉の過剰な緊張、拘縮があります。

 

 

そのため、従来型の定型「うつ病」に対する治療法のように、

精神科や心療内科で心理カウンセリングや薬剤を飲んでも、

身体的原因である首の筋肉の過剰な緊張、拘縮がそのままであれば、

十分なうつ症状改善ができないのです!!
 
それどころか、ある薬剤で改善が診られないから、他の薬剤も追加する

というように、だんだんと処方される薬剤の種類が増えていってしまう

可能性があります。

 

そうなると、場合によっては、薬剤の副作用によって倦怠感、無気力、

不安感、イライラする、焦り感などのうつ症状が複雑になって、

もはや薬漬けの泥沼から抜け出せない状態になってしまいます。

 

社会的にうつ症状に悩む患者さんが増加してきた2000年頃から、

比較的副作用が少ないとされる抗うつ薬SSRI(選択的セロトニン

再取り込み阻害薬)が発売され、広く処方されるようになりました。

 

でも、それでみなさんのうつ症状が改善し、うつ症状に悩む患者さんが

全体的に減ったかといえば、そうではなく、むしろ増加しているのが現実です。

 

sumahoutsu.hatenablog.jp

 

 

そして最近では、安易な薬剤の処方が、うつ症状に悩む患者さん増加の

一要因になっているともいわれています。

 

複雑化した現代社会では、うつにも様々な病態があり、

急増する非定型の『新型うつ』と呼ばれるケース自体も、

未だ定義は定まっておらず、病態は様々あるようです。

 

したがって、単に倦怠感、無気力、不安感、イライラする、焦り感などの

うつ症状があるからといって、安易に薬剤を処方する従来の対症療法的な

やり方ではなく、それらの症状を発症させている要因をより細かく考えて

いく必要があり、それぞれの病態にあった治療手段を用いるべきでしょう。

 

特に『スマホうつ』=「頚筋性うつ」の場合は、

スマホ』操作時のうつむきによって頭頚部を前方突出させた『IT猫背』になり、

首コリ病=「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)=『スマホ症候群』

となっているところから始まっています。

 

sumahoutsu.hatenablog.jp

 

 

そこでまず、前述の首コリ病=「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)の

問診票を参考に、

精神的なうつ症状の他に、首や肩のこり・痛み、頭痛のほか、めまいや

自律神経失調症などの身体的症状の有無、頚部筋肉の過剰な緊張の有無などを

第一次的なスクリーニングとして、「頚筋性うつ」そして『スマホうつ』の

可能性を判断すべきだと思います。

 

sumahoutsu.hatenablog.jp

 

「頚筋性うつ」そして『スマホうつ』の可能性が高い場合には、

パソコンや『スマホ』による、うつむきな『IT猫背』をできるだけ改善し、

首への負担を減らして、根本原因である首の筋肉の過剰な緊張、拘縮を

緩めて解放してやることが何よりも大切になるのです。

 

 

 

書籍スマホうつ』より

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SNS中毒が『スマホうつ』を悪化させる!

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そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

3章 『スマホ症候群』から『スマホうつ』へ 

 

SNS中毒が『スマホうつ』を悪化させる!

仕事や学校でのストレスから、ついつい『スマホ』いじりに

逃げ込んでしまうという方も少なくないでしょう。

 

特に、フェイスブックやLINEなど SNSでの仲間との繋がりが

心のより所となっている人もいるでしょう。

 

一般的に、

仲間と繋がるというのは、単に楽しいだけでなく、ときに励まされたり、

自分では思いもよらなかった考えに気付かされたり、心強いものです。

 

そして、『スマホ』でSNSのアプリを開けば、

実際に会わなくても、会えなくても、仲間と繋がれるというのは

大変便利です。

 

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しかし、首や肩のこり・痛み、頭痛、そして、自律神経失調による

不定愁訴によって、すでに倦怠感、無気力、不安感、イライラする、

焦り感などの「頚筋性うつ」に陥っている場合、

 

SNSにハマッてしまうことが、かえって『スマホうつ』を悪化させて

しまう大きな要因となります。

 

SNSでのコミュニケーションは、

相手の表情が見えない、文字を中心としたコミュニケーションです。

しかも文字数の少ない簡潔な文章ばかりです。

 

簡潔な文章なだけに、そこでは、単に形式的な文章の内容だけでなく、

文字列の背後にある相手の意思や意図、本音などの行間を読み取ることが、

相手との意思疎通、コミュニケーションをとる上で、重要なポイントになります。

 

ところが「頚筋性うつ」に陥っている場合、

倦怠感、無気力、不安感、イライラする、焦り感などから、

どうしても否定的、悲観的、内向的というネガティブな思考になりやすい

といえます。 

sumahoutsu.hatenablog.jp

 

 

自律神経が不調をきたし、正常な一般的判断能力も低下した

ネガティブ思考の下で、SNSのように行間を読み取らなければならない

コミュニケーションをとることは、一方的な勝手な解釈、否定的、悲観的、

内向的な解釈となり、意思疎通の齟齬を生みやすくなるでしょう。

 

とくに、最近流行のSNS特有のスタンプを使ったコミュニケーション

ともなれば、文字を使う以上に誤解をともないやすくなるのではないで

しょうか。

 

また、SNSの既読機能は、相手にメッセージが届いたか否かを確認できる

便利な機能ですが、

既読になっているのにメッセージの返信がないことに対して、

不安感、イライラ、焦り感が助長され、大きなストレスを感じる方も

多くいらっしゃるようです。

フェイスブックで「いいね!」がつかなかったり、誰が「いいね!」を

していないかとか、自分の投稿にコメントがつかなかったり、誰がコメントを

くれないか、などの場合もどうようですね。

 

「頚筋性うつ」に陥っている方なら、なおさら、

返信がないことや「いいね!」がつかないこと、コメントがないことなどを

否定的、悲観的、内向的に解釈をしてしまうでしょう。

 

いわゆる「ソーシャル(SNS)疲れ」というものが、

よりネガティブな思考、倦怠感、無気力状態へと拍車をかけるわけです。

 

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否定的、悲観的、内向的というネガティブな思考のために、

他者とのコミュニケーション、意思疎通がうまくいかない。

             ↓

それゆえ、さらに否定的、悲観的、内向的になるという

負のスパイラルに陥っていく。

 

そうなれば、今度は、自分の存在を守るため、

逆に「自分は何も悪くない」「周りの環境のせいでこうなった」

「悪いのはアイツだ」など、

自己擁護と他者加害へ走る複雑な精神状態になりかねません。。。。

 

巷ではこのような自己擁護と他者加害も『新型うつ』の特徴として言われています。

 

このように「頚筋性うつ」の方が、

スマホ』でSNSにハマッてしまう、中毒になると、

より深刻化した『スマホうつ』となってしまうわけです。

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新型うつから『スマホうつ』

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3章 『スマホ症候群』から『スマホうつ』へ 

 

・『スマホうつ』の正体とは?

 

そもそも「うつ」自体にも、

老人性「うつ」や産後「うつ」心理的ストレスによる「うつ」

他の病気(例えば脳血管障害)による「うつ」など様々な病態がありますが、

 

一般的にいわれる「うつ病」の従来型の定型「うつ病」は、

特別な原因(外部的要因)が無く発症する精神疾患(内因性・脳や心の病気)であるとされています。

 

しかし、最近では、従来型の定型「うつ病」とは異なる、

非定型の『新型うつ』という「うつ」が急増しています。 

 

私は精神科領域の専門家ではありませんので、精神科領域の詳しい

うつ病」概念については控えさせていただきますが、

 

非定型の『新型うつ』は、

1日中精神的なうつ症状にある従来型の定型「うつ」とは異なり、

仕事の時だけうつ症状が発症したり、責任を他の事象に転嫁しやすかったり、

頭痛や慢性疲労感などの身体的症状をともなっていたりなど

複雑な様相があるようです。

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パソコンの普及にともない、仕事の多くが長時間パソコンの画面に

向かって『IT猫背』姿勢に固定化されています。

仕事のたびに身体にのしかかってくる首や肩のコリ、後頭部からこめかみ

にかけて締めつけてくる頭痛、喉の圧迫感。

 

そして、IT化よる業務効率の追求と人員削減などによる

実質的な仕事量の増加、切迫する仕事のストレスによって、

「戦うときの神経」=交感神経はより優位な状態になり、

首から肩にかけての筋肉を一層緊張させます。

自律神経失調による倦怠感、動悸、吐き気、食欲不振、胃腸障害などの

全身的な不定愁訴が襲ってくる。

 

ようやく仕事が終って、身体的な苦痛と精神的な苦痛からやっと

解放される毎日。

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このような日常生活が続いていると、

身体的、精神的にタフでない方は、仕事自体が耐え難い苦痛に感じるようになり、

仕事となると、倦怠感、無気力、不安感、イライラする、焦り感などの

うつ症状が発症してしまう『新型うつ』が急増しているのではないでしょうか。

 

sumahoutsu.hatenablog.jp

 

 

さらに、『スマホ』の登場によって、

仕事が終わってパソコンから離れても、空いている時間があれば

下を向いて(うつむいて)『スマホ』画面に集中しているため、

『IT猫背』を固定化したまま、より首への負担を助長していく。

 

仕事ではないので精神的な苦痛は少ないのかもしれませんが、

首コリ病=「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)

=『スマホ症候群』の危険は増加して、

 

今度は仕事以外のときでも「頚筋性うつ」から抜け出せない

スマホうつ』になるわけです。

 

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LINEやフェイスブックツイッターなどのプライベートSNS

オンラインゲーム、YouTubeなど、

楽しみを求めてうつむいて『スマホ』に集中することが、実は、

身体的な症状やうつ症状を発症しやすい『スマホうつ』に

自らを落とし込んでしまっているのです。

 

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sumahoutsu.hatenablog.jp

 

 

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

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川井筋系帯療法治療センター

院長 川井太郎 著

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『スマホうつ』の正体とは?

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

3章 『スマホ症候群』から『スマホうつ』へ 

 

・『スマホうつ』の正体とは?

 

首や肩のこり・痛み、頭痛などの部分的な症状だけではなく、

めまいや自律神経失調症(全身倦怠感、動悸、のぼせ、吐き気、

食欲不振、胃腸障害、発汗異常など不定愁訴)の全身的な症状

までも現れる、首コリ病=「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)。

 

スマホ依存症』の方は、

気をつけないと発症しやすい『スマホ症候群』です。

 

比較的軽度の状態あれば、

自律神経失調による全身的な不定愁訴が出る段階で済みます。

 

しかし、このような状態が続いて重症になってくると、

単に身体的な不調だけではなく、

今度は、倦怠感、無気力、不安感、イライラする、焦り感などの

精神的な症状が出てくることがあります。

 

ズーンと鈍い頭痛や首、肩のコリがしばしばあって、身体もダルく重い、

吐き気がしたり、食欲もあまりなかったり。。。。

日々このような状態が続いていれば、一般的に考えても倦怠感、無気力、

不安感、イライラする、焦り感などが出てきても不思議じゃないですよね。

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このように、

首コリ病=「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)が原因で

起こるうつ症状が、「頚筋性うつ」と呼ばれるもので、

最近のうつ患者の増加の一因と考えられています。

 

 

 「頚筋性うつ」とは、

性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)研究の第一人者、

脳神経外科医で東京脳神経センター理事長 松井孝嘉 医学博士が

提唱している症候概念です。

(2009年7月日本うつ病学会で新型うつについて発表)

 

従来から、

整体やカイロプラクティック、クリニカルマッサージなど

手技施術を主体としたいわゆる民間療法の分野では、

「首コリ」が頭痛やめまい、自律神経失調症などを起こし、

それが長期間続くとうつ症状を発症しやすいことは、

これまでの経験則上、よく知られていました。

 

しかし、脳神経外科医である松井孝嘉 医学博士が、

長年の臨床経験、研究から、『頚筋性うつ』として理論的に構築し、

うつの専門学会に発表されたことは、革新的な出来事であり、

近年急増する『新型うつ』の解明に一石を投じる大きな功績だと

大変尊敬しております。
 

sumahoutsu.hatenablog.jp

 

 

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

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川井筋系帯療法治療センター

院長 川井太郎 著

sumahoutsu.hatenablog.jp

あなたの首こり具合は??(首コリ具合の問診票)

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

2章 頭痛、肩コリ、食欲不振、その原因は、パソコン&スマホにあった!? 

 

・首コリ具合の問診票

 

首コリ病=「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)こそが、

多くの方が陥りやすい『スマホ症候群』の危険な実態です!

 

性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)研究の第一人者、

脳神経外科医で東京脳神経センター理事長 松井孝嘉 医学博士によると、

「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)の診断では、

問診のほか、MRIなどの画像診断、平衡機能、瞳孔検査、

頚部筋肉の触診による緊張や圧痛がどの程度であるかなど

で判断されます。

 

首こり具合の問診票がありますので、

みなさんもご参考にしてみてください。

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sumahoutsu.hatenablog.jp

 

 

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

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川井筋系帯療法治療センター

院長 川井太郎 著

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首コリが招く、頭痛、めまい、自律神経失調症。。。。

 書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

2章 頭痛、肩コリ、食欲不振、その原因は、パソコン&スマホにあった!? 

 

・首コリが招く、頭痛、めまい、自律神経失調症。。。。

 

『ストレートネック』などで首コリ状態が慢性的になり、

もはや病的な状態(首コリ病)になってくると、

首や肩のこり・痛み、頭痛のほか、

めまいや自律神経失調症などの症状が現れます。

 

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このように「首コリ」によって起こる様々な身体症状を医学的には

「頚性神経筋症候群(けいせいしんけいきんしょうこうぐん=CNMS)」

(頚筋症候群)といい、近年、大変注目を浴びています。

当院に来院される患者さんにも多い症状です。
 
そもそも首は、脳からの命令を身体に伝える脊髄が通っている

大変重要な部分です。

 

脊髄は、脳が下に伸びた部分であり(脳と脊髄を合わせて中枢神経という)、

この脊髄から身体の知覚・運動を制御する体性神経や内臓・血管などを

制御する自律神経が出ていますので、人間の脳と身体をつないでいる

最重要ポイントです。

 

特に自律神経は、心臓や肺、胃腸などを支配して、心拍や呼吸、消化、

体温調節など体内の生命活動をコントロールする最も大切な神経で、

交感神経と副交感神経があります。

 

交感神経は、大まかに言うと「戦うときの神経」です。

ストレスや緊張にさらされると、交感神経が優位になり、

心拍&血圧の上昇、血糖値の上昇、胃腸の働きの抑制、神経過敏、

血管収縮、骨格筋の緊張などが起こります。

 

これに対して、副交感神経は、「リラックスするときの神経」です。

副交感神経が優位になると、心拍&血圧の抑制、血糖値の抑制、

胃腸の働きの活発化、血管拡張、骨格筋の弛緩などが起こります。

 

このような身体の活動・緊張に関わる働きをする交感神経と、

休息・安静に関わる働きをする副交感神経の二つが、

それぞれがアクセルとブレーキのようにバランスよく働くことで

身体を健康的に保っています。

 

しかし、首にはこの自律神経が複雑に走っているので、

首コリ」によってその働きが妨げられると、

常に交感神経(アクセル)が優位になり、

心身の健康を保つ上で大切な副交感神経(ブレーキ)の機能が

低下してしまう自律神経失調症に陥りやすくなるのです。

 

具体的には、

全身倦怠感、動悸、のぼせ、吐き気、食欲不振、胃腸障害、発汗異常

などの不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれる症状

が起こりやすくなります。

 

「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)研究の第一人者、

脳神経外科医で東京脳神経センター理事長 松井孝嘉 医学博士によると、

「頚性神経筋症候群(CNMS)」(頚筋症候群)の診断では、

問診のほか、MRIなどの画像診断、平衡機能、瞳孔検査、頚部筋肉の

触診による緊張や圧痛がどの程度であるかなどで判断されます。

 

 

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

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川井筋系帯療法治療センター

院長 川井太郎 著

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首が真直ぐ?!『ストレートネック』

  書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

2章 頭痛、肩コリ、食欲不振、その原因は、パソコン&スマホにあった!? 

 

・首が真直ぐ?!『ストレートネック』

 

ストレートネック』とは、

頭を支える背骨の首の部分(頚椎)が、側面(横)から見て

まっすぐな配列状態になってしまう障害です。

 

「身体のゆがみ」って言葉もあるんだから、脊柱(背骨)は、

曲がっているより真直ぐなほうがいいんじゃないの?!って

思う方もいるかもしれませんね。

確かに、ある意味では、正解と言っていいでしょう。


体の中心にある脊柱(背骨)は、なるべく横方向に湾曲していないほうが、

体をしっかりと支えることができてよいと言えます。

 

でも実はこれは、体を前後から見た場合の話で、

 

体を側面(横)からみると、

本来、脊柱(背骨)は、前後にカーブした湾曲構造(生理的湾曲)をしています。

人間の脊柱(背骨)は、24個の骨(椎骨)で出来ていて、

大切な脳を守るため頭部への衝撃をできるだけ少なくするように、

脊柱全体が適度に前後湾曲し、バネのようになって柔軟に衝撃を

吸収できる構造をしています。

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そして、頭のすぐ下、首の部分は7個の頚椎から成り、

通常は、前側にカーブした配列の緩やかな湾曲構造(頚椎前湾)

となっています。

 

しかし『ストレートネック』の場合は、

頚椎の生理的な湾曲構造が損なわれてしまうので、

頭頚部への負担がより大きいといえます。

 

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そのため『ストレートネック』になると、

椎骨が変形したり、椎骨と椎骨との間にある椎間板と呼ばれる軟骨が

つぶれたり、首周辺の筋肉が固く緊張したままになったりして、

首や肩、背中、腕へなどのコリや痛み、しびれとなって現れやすいのです。


『ストレートネック』が生じる原因は、

以前は、転倒や事故によって頭頚部を打撲した場合や交通事故の

ムチウチの後遺症など主に外傷による場合でした。

 

しかし、最近では、このような特別な事情が無くても、

 

長時間のパソコン作業による『IT猫背』や

下を向いた『スマホ』操作をされる方に、

よく『ストレートネック』が見られます。

 

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ある病院の調査では、

最近は、首や肩、背中などに痛みやこり、しびれを訴える患者さんの

9割に『ストレートネック』が見られるとも言われています。

 

また、『スマホ』普及率が70%を超え、若年者を中心に

スマホ依存(中毒)度が高い韓国では、

保健福祉省所管国民健康保険公団が、20代を中心に頸椎(けいつい)

椎間板ヘルニアが急増しているとの調査結果を発表しています。

2007~11年の頸椎椎間板ヘルニアの患者数は、

年平均で8%も増えていて、特に11年は前年比で12%も増加。

人口10万人当たりの11年の増加率は、20代が15%と最も高く、

うつむいた姿勢での『スマホ』の使い過ぎが一因とみられるといいます。
 
会社や職場での仕事、学校や家庭での勉強あるいは趣味など、

パソコンの画面に向かって長時間『IT猫背』になっているのに加えて、

さらに、空き時間があれば『スマホ』に依存し(支配され)、

下を向いて小さな画面に集中する。

 

このような日常生活のIT化が、

みなさんの身体、特に大切な首へ多大いなる負担となっているのです。

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書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

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川井筋系帯療法治療センター

院長 川井太郎 著

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『スマホ依存症』から『スマホ症候群』へ

 書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

2章 頭痛、肩コリ、食欲不振、その原因は、パソコン&スマホにあった!? 

 

・『スマホ依存症』から『スマホ症候群』へ

 

急増する『スマホ症候群』ってご存知ですか??

 

スマホ症候群』とは、

一般的に『スマホ』を長時間利用することにより引き起こされる

身体的諸症状のことをいいます。

最近、新聞や雑誌、インターネットなどメディアで取り上げられる

ようになった言葉、新造語であり、

現在のところ明確な定義は確立されていません。

 

代表的な症状としては、

頭痛や肩こりや首の痛み、喉の圧迫感、

食欲不振、顔の筋肉の下垂、不眠など

があります。

 

 前述の『スマホ依存症』が

スマホ』をいじらずにはいられないという主に精神的側面の問題

であるのに対して、

sumahoutsu.hatenablog.jp

 

 

スマホ症候群』は、

長時間『スマホ』を使用することによる身体的症状という

主に身体的側面の問題です。

 

いつでも、どこでも使えて、便利でエンターテイメント性の高い

スマホ』は、ついついハマリやすく、依存しやすいツールです。

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従来のガラケーが電話機能とメール機能が中心だったと異なり、

画面を見ていじっている時間が圧倒的に長くなっています。

 

加えて、ガラケーよりも画面は少し大きくなりましたが、

スマホ』は、パソコンと同等の大容量の情報が手のひらサイズの

小さな画面に次から次へと表示されますので、

下を向いて小さな画面に集中した姿勢で操作することが多くなります。

 

また、表示画面と操作ボタンのあるグリップ部分とが分かれた

ガラケーに対して、

スマホ』は表示部分と操作部分が同一画面になっているため、

スマホ』操作時は、ガラケーに比べて、より猫背になりやすく、

目線もより下を向きやすいといえるでしょう。

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このようにスマホ』操作時の下を向いた姿勢は、

頭頸部が前方に出るため、パソコン作業時の頭頸部を前方に突出した

『IT猫背』と同様、後頭部から首肩への負担が大きく、

頭痛や肩こりや首の痛みの原因になるのです。

sumahoutsu.hatenablog.jp

 

 

さらに、パソコン作業の場合は、

椅子に座ってデスク上のパソコンを操作するので、

顔や目線が比較的正面近くを向きやすいのに比べて、

 

スマホ』操作の場合は、

顔や目線がより下を向いた状態になるため、

首の後側の筋肉引き伸ばされるので、

首への負担はより大きくなります。

 

そしてこのような下を向いた、うつむく姿勢が、頻繁になったり、

長時間になってくると、

頭を支えている首の後側の筋肉が引き伸ばされてコリ固まり、

首が真直ぐになる「ストレートネック」という状態になる

こともしばしばあります。

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書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

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川井筋系帯療法治療センター

院長 川井太郎 著

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頭痛・首肩こり、それは『IT猫背』が原因です!

 

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

2章 頭痛、肩コリ、食欲不振、その原因は、パソコン&スマホにあった!? 

 

・すべては『IT猫背』からはじまっている!

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先ほどもお話しましたが、

私どもの整体治療院(川井筋系帯療法治療センター)には、

首や肩の痛み、頭痛、背中の痛み、腰痛、慢性疲労などで

お悩みの方が多数来院されます。

肩こりや腰痛、慢性疲労の患者さんというと、

これまでは、重たい物を持つとか、1日中立ちっぱなしなど、

主に肉体作業をともなうお仕事をされている方が圧倒的に

多かったのですが、

 

この20年ぐらいの間にデスクワークを中心としたビジネスマンの方

多くなってきています。

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中でも最近は、20~40代で肩こり、首の痛み、頭痛、慢性疲労に悩み、

来院されるケースが急増していますね。

人によっては、倦怠感、無気力、不安感、焦り感などのうつ症状を

伴っている方もいらっしゃいます。

 

これらの方々に共通する身体的特徴は、

首が前傾して目線が下向きがち、猫背である、首から肩甲骨周り、

そして、背中の筋肉がパンパンに固く拘縮した状態になっていること。

 

そして、みなさんの仕事内容をお伺いすると、よくみられるのは、

会社の経理事務、データ入力業務、IT関連企業(システムエンジニア

コンピュータープログラマーwebデザイナーなど)大学生、大学院生など

 

パソコンの普及によって、会社や職場での仕事、学校や家庭での勉強

あるいは趣味など、気がつけば、私達はパソコンの画面に向かって留まり、

身体を固定化して長時間作業しなければならない状況になりました。

sumahoutsu.hatenablog.jp

 

 

コンピュータのディスプレイなどの表示機器(総称してV

isual Display Terminal、VDT という)を使用した作業(VDT作業)を

長時間続けたことにより、目や体、心に支障をきたす病気は、

以前からVDT症候群とも呼ばれ、

厚生労働省でも「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン

を出しています。

 

VDT症候群の症状には、

ドライアイや慢性疲労、精神的ストレスなど様々なものがありますが、

最も多いのは、図のように

 

頭頚部の前方突出した独特の猫背姿勢

IT猫背』に基づく

頭痛や首の痛み・肩こりです。

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特に最近よく見られるのが、

書類をパソコンキーボードの手前に置いて、

下にある書類と前のモニターを交互に見ながら

キーボードをたたいて仕事をする方。

 

仕事中の姿を横から見ると、

背中を丸めた猫背姿勢となり、頭頸部を前方に突出させて、

両腕を伸ばした前のめり姿勢になっています。

 

 

猫背姿勢は、

1.心臓や肺が収まっている胸郭(肋骨によって構成される胸部分)内の

 容積が狭くなるため、

心臓や肺へ負担がかかり、動悸がしやすかったり、

 呼吸が浅くなったりしやすくなります。

 

2.さらに、胸郭全体が下にさがるので、

⇒胸郭の下にある胃が圧迫されて、

 胃の痛みが起こりやすくなります。

 

3.また、猫背姿勢は、重たい頭頚部が前方に出て体の重心ラインが

 脊柱や体の土台である骨盤に適切に乗らないようになるので、

背中や腰の筋肉への負担が大きく、

 背中や腰の痛みの原因になります。

 

そして、頭の重さは、体重の約10%(だいたい5~7kg)ある

といわれますが、

 

頭頸部が前方に突出して重心が前に移動すると、

とりわけ頭を真下で支える首への負担は、2~3倍にもなるといわれます。

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特に頭頸部が前方に突出した『IT猫背』は、

長い時間、後頚部から肩で重たい頭部を支える

こととなるため、

後頭部から首肩への負担が大きく、

首周辺の筋肉が固く緊張したままに

なりやすいのです。

 

筋肉に負担がかかり緊張(収縮)したままになってくると、

筋肉の間にある毛細血管が圧迫されて血液循環が滞ってしまいます。

そうすると、血液によって運ばれてくるはずの筋活動に必要な酸素や

栄養素などが十分に供給されず、筋肉の活動が低下してさらに固く

縮こまった状態(異常緊張)になり、

乳酸などの老廃物が蓄積して疲労感や鈍重感の原因になります。

(これが、いわゆる筋肉のコリ!なんです。)

 

重たい頭を支える首には、

僧帽筋、胸鎖乳突筋、頭板状筋、頚板状筋、頭半棘筋、肩甲挙骨のほか、

後頭下筋群(小後頭直筋、大後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋)という

大小様々な筋肉があります。

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これらの筋肉が異常緊張を起こし、首コリ状態になると、

筋肉の間を通っている大後頭神経や小後頭神経も圧迫されて

頭痛が起こってきます!

 

またその他にも、

首には、目や耳の領域を支配する神経も密集しているため、

目のかすみ、耳鳴り、めまいなども併発しやすくなります。


先程の「『うつの痛み』情報センター」の調査でも

頭痛は、うつ症状に悩む方が最も多く感じる身体的な痛みでしたね。

sumahoutsu.hatenablog.jp

 

 

このように

頭頸部が前方に突出した『IT猫背』は、

うつ症状に悩む方がよく感じる身体的な痛み

「頭痛」「胃の痛み」「肩の痛み」

「首の痛み」「腰の痛み」「背中の痛み」

を起こしやすい原因となっているのです!!

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書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

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川井筋系帯療法治療センター

院長 川井太郎 著

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『スマホうつ』へのイエロカード

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

2章 頭痛、肩コリ、食欲不振、その原因は、パソコン&スマホにあった!? 

 

・あなたに当てはまる症状は? 『スマホうつ』へのイエロカード

さて、冒頭でもお聞きしましたが、改めて、

みなさんの中に、次のようなことに身に覚えのある方はいませんか?

 

スマホやパソコンをほぼ毎日、数時間使う。

・首の後ろからズーンと重い頭痛がする。

・首の痛みや肩こりを感じることがよくある。

・喉のつまり感、違和感がある。

・胃がシクシクと痛む。

・体がだるく朝起きるのが辛い。

・気分が落ち込み、何もする気が起こらない。

・集中力が低下して、集中できない。

・イライラして落ち着かない。

・不安で、些細なことが気にかかる。

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一般的に「うつ」症状というと、

気分の落ち込みや不安感、イライラする、焦燥感など

精神的な症状が思い浮かびますが、

 

最近のうつ患者さんの傾向では、精神的な症状の他に、

「身体的な痛み」症状をともなっていることがよくあります。

 

塩野義製薬と日本イーライリリーによるプロジェクトチーム

「『うつの痛み』情報センター」が2010年に、

うつ病患者3374人を対象に行なった調査でも、

3374人中、59.9%が身体的な「痛み」の経験があり、

「痛みなし」は40.1% という結果が出ています。

 

「身体的な痛みの部位」(複数回答)としては、

1位.「頭が痛い」が35.7%で最も多く、

 2位.「肩が痛い」21.5%

3位.「胃が痛い」20.9%

4位.「首が痛い」17.6%

5位.「手足が痛い・しびれる」16.6%

6位.「腰が痛い」14.3%

7位.「背中が痛い」13.1%

 

以下(10%未満)は省略

の順となっています。

 

また、現在も実際に「痛み」を感じているうつ患者さん

(本調査663人中、424人)の81.8%が「鈍い痛み」を感じていて、

実に72.1%が「痛み」が抑うつ気分、落ち込みなどの精神状態に

影響すると感じていると答えています。

 

あなたはどうでしょうか??

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また、臨床現場で実際にうつ症状の方の診療をしている一般内科医

および心療内科精神科医456人を対象とした同じ調査でも、

医師の83.2%が、「痛み」が精神状態に影響すると考えています!

 

そして、患者さんのうち68.6%が、「痛み」の症状があることで、

うつ症状が回復しない、もしくは遅れると感じており、

医師の52.8%が、回復が遅れると考えているのです。

 

『うつの痛み』情報センター 2010年調査結果より

www.utsu.ne.jp


実は、

「頭痛」「胃の痛み」「肩の痛み」

「首の痛み」「腰の痛み」「背中の痛み」が、

起こりやすい共通した身体状態があります。
 
それは、最近急増している

猫背を主体とした「身体のゆがみ」なんです!

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書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

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川井筋系帯療法治療センター

院長 川井太郎 著

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IT申し子『スマホ』の登場が、うつ発症を加速!

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

1章 もしかしたら、あなたもスマホうつ』かもしれない

 

・IT申し子『スマホ』の登場が、うつ発症を加速する!

私は、東京都内に住んでいて毎日電車通勤をしておりますが、

先日、仕事帰りの電車(午後9時ぐらい)の中を見回してみると、

驚くことに、座席に座っている方の8割、立っている方の7割が、

みなさん下を向いて『スマホ』をいじっていました。

ものすごい普及率ですよね。(2013年当時)

 

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メール、SNS、インターネット検索、YouTube、オンラインゲーム、

ワンセグTV、電子書籍 etc

みなさん夢中で下を向いて『スマホ』の小さな画面に集中しています。

 

ところで、日本で『スマホ』が一般的に普及し始めたのは、

米国apple社の「iPhone 3G」がソフトバンクから発売された

2008年頃からではないでしょうか。

iPhoneの大ヒットに影響されて、携帯電話通信会社のNTTドコモau

ソフトバンクなどが続々と『スマホ』を発売、ガラケーから『スマホ』へ

移行を進めていきます。

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総務省の家庭や企業の情報通信サービスの利用に関する2012年

通信利用動向調査によれば、

スマホ』の世帯保有率は、10年末には9.7%だったのが、

1年後の11年末は3倍の29.3%と急増し、

さらに12年末時点では49.5%にまで達しています。

 

また、株式会社インプレスR&Dのインターネットメディア総合研究所

が発表した『スマートフォン/ケータイ利用動向調査2013』調査対象者

(インターネットを利用している8万5千人)によると、

スマホ』の利用率は、男性20代(58.9%)、女性20代(58.5%)、

男性30代(53.7%)、男性10代(51.7%)と、

時代の流れに敏感な若年世代で特に高くなっています。

 

そして私(当時40代半ば)も、時代の流れに取り残されてはいけない!

という危機感の下、2012年8月、妻と一緒に今まで使っていた

ガラケーから、『スマホ』に買い換えました。

(よし、これで時代に取り残されないぞ!とその時はうれしく思いました(笑))

 

買い換えた当初は、電話をかけるにも苦労していましたが、

適当にいじっているうちに慣れてくるものですね。

なんとか普通に使いこなせるようになり、

そして、スマホ』デビューを機に、ついでに妻とともにSNSもデビュー!

 

みなさんと同じように、これがやはりハマリました。

朝起きてはすぐに『スマホ』チェック、外出前にチェック、

通勤電車でチェック、仕事中も自分の記事への反応や友人の

行動が気になってしかたがない。

そして、昼休みにチェック。仕事が終わってチェック、

帰宅の電車でチェック、夕食時にチェック、寝る前にチェック。。。。

 

ちょっと空いた時間があれば、下を向いて『スマホ』の

小さな画面に集中してしまう。

これじゃあまるで、先程お話したスマホ依存症』の方と同じ?!

じゃないですか。

sumahoutsu.hatenablog.jp

 


パソコンの普及によって、

会社や職場での仕事、学校や家庭での勉強あるいは趣味など、

パソコンの画面に向かって『IT猫背』姿勢になりながら

長時間作業しなければならなくなったのに加えて、

 

今度はスマホ』の登場によって、

空き時間があれば、スマホ』に依存し(支配され)、

下を向いて小さな画面に集中する

 

一般に、「顔が下を向いている」ことを、

よく「うつむく」と言いますね。

 

下を向いて『スマホ』の小さな画面に

集中した姿勢

 

=うつむいた姿勢 

 

「うつ」に向いた姿勢!

 

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うつ病を患っていたといわれる巨匠

フィンセント・ファン・ゴッホ作「悲しむ老人」

(1890年)でも「うつむく姿勢」が象徴されています。

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このような日常生活のIT化による猫背姿勢(『IT猫背』)、

そして、下を向いて『スマホ』を操作する姿勢

=うつむいた姿勢が、

実はみなさんの身体に大きな変調を及ぼし、

 

さらには、うつ症状の発症にも多大な影響を与えているのです!

 

 

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

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川井筋系帯療法治療センター

院長 川井太郎 著

sumahoutsu.hatenablog.jp

スマホ増加とうつ急増の共通点

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

1章 もしかしたら、あなたもスマホうつ』かもしれない

 

スマホ増加とうつ急増の共通点

 

うつ増加の背景には、

実はシステムのIT化がある!

 

そもそもこのように社会的にうつ症状に悩む方が増加してきたのは、

いつ頃からかと言えば、

1990年代の初め頃からではないでしょうか。

 

当然それ以前にもうつ症状に悩む方たちはいたわけですが、

社会的に大きな問題とまではなかったと思います。

 

ではなぜ、うつ症状に悩む方が

急増してきたのでしょうか?
 

この1990年代の初めというのは、いわゆる『バブル経済

(1980年代後半から1990年代初めにかけて、日本における株や不動産など

の資産価格が、投機によって実体経済から大幅にかけ離れて上昇した

経済状況。)が崩壊し、景気後退期に入った時期です。

景気の後退そして不況へ、という社会経済的な大きな環境変化の

時期でした。

 

とはいえ、この頃の経済情勢の悪化による生活レベルの低下や

将来に対する不安などが、人の体調の変化や精神状態へあたえる影響は、

それほど大きくなかったように思います。

 

ただ、この頃に起こったもう一つの大きな社会変化があります。

それは、一般的な職場でのIT(情報技術Information Technology)化の

発展と普及です。

 

それまでの仕事や職場でのデスクワークは、紙を媒体にした資料、情報と、

相手と向い合った直接的なコミュニケーションが主流でした。

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その頃のコンピューター業務というのは、

専門的な知識がないとなかなか扱うのが難しかったため、

専門的な仕事や知識のある方しか使っていませんでした。

内閣府の調査によるとコンピューター普及率は、

1990年代前半までは10%程度だったようです。

 

ところが、

一般的な市民にもPC作業を格段に扱いやすくしたOSソフト、

マイクロソフト「ウィンドウズ95」が登場したことで

パーソナルコンピューター(パソコン)が急速に普及し始めました。

 

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特に「ウィンドウズ95」では、

世界中のコンピューターと情報交換ができるインターネットの接続が

格段に容易になり、一般市民が世界中の情報へアクセスすることが

可能になったのです。

これぞまさに、IT革命!ITビックバン!!ですね。

 

パソコンは本格的に会社や職場に導入され、

さらには一般家庭にも広く普及しました。

総務省の調査でも、

パソコン普及率は90年代後半から急速に増えて、

2001年には普及率60%程度、2009年には87.2%にまで達しました!

 

そして、パソコンの普及にともない、

会社や職場での仕事や、学校や家庭での勉強あるいは趣味など、

パソコンの画面に向かって作業をする機会や時間も

どんどん増えてきました。

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このように2000年代に入り本格的に普及したパソコンなのですが、

 

実は、このようなパソコンの普及と

うつ症状に悩む方の増大とは、

ナント時期としてほぼ一致しているのです!

 

先程の厚生労働省の患者調査とパソコン普及率とを照らし合わせると、

パソコン普及率が50%を越えた2000年(平成12年)頃から、

うつ病患者さんが急増しています。

また、疾病別患者数の年次推移グラフでみても、

以前は「5大疾病」の中で最も多かったがん患者数はほぼ横ばい

なのに対し、うつ病を含む精神疾患患者数は平成12年(2000年)頃から

がん患者数を抜いて急増し、ここ10年間で1.5倍にもなっています!

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そして、パソコン普及率が87.2%となった2009年時点では、

医療機関にかかっている患者数は、

がん患者数およそ152万人、糖尿病患者数およそ237万人に対し、

うつ症状などを含む精神疾患数は既に323万人となっていて、

がんの2倍以上にも及んでいるのです!!

 

 日常生活の様々な場面でIT化が進み、沢山の情報にアクセス

できるようになって便利になった反面、長引く不景気の中、

社会全体の効率性が追求され、余裕の無いほど仕事量が増え、

ストレスも増加しています。

気がつけば、

私達はパソコンの画面に向かって留まり、身体を固定化して

長時間作業しなければならない状況になってしまっています。

 

 そして後述するように、この身体の固定化、

特に、頭頸部を前方に突出した独特の猫背姿勢

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『IT猫背』が、

実は身体への大きな負担となり、

うつ症状の発症に大きく影響しているのです。

 

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

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川井筋系帯療法治療センター

院長 川井太郎 著

sumahoutsu.hatenablog.jp

 

「うつ」への道~自分に限って!のはずが。。。。

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

1章 もしかしたら、あなたもスマホうつ』かもしれない

 

「うつ」への道~自分に限って!のはずが。。。。

 

 私どもの整体治療院(川井筋系帯療法治療センター)には、

首や肩の痛み、頭痛、背中の痛み、腰痛、慢性疲労などで

お悩みの方が多数来院されます。

肩こりや腰痛、慢性疲労の患者さんというと、これまでは、

重たい物を持つとか、1日中立ちっぱなしなど、主に肉体作業をともなうお仕事

をされている方が圧倒的に多かったのですが、

この20年ぐらいの間にデスクワークを中心としたビジネスマンの方が

多くなってきています。

中でも最近は、20~40代で肩こり、首の痛み、頭痛、慢性疲労に悩み、

来院されるケースが急増していますね。

人によっては、倦怠感、無気力、不安感、イライラする、焦り感などの

うつ症状を伴っている方もいらっしゃいます。

 

これらの方々に共通する身体的特徴は、

首が前傾して目線が下向きがち、猫背である、

首から肩甲骨周り、そして、背中の筋肉が

パンパンに固く拘縮した状態になっていること。

 

そして、みなさんの仕事内容をお伺いすると、よくみられるのは、

会社の経理事務、データ入力業務、IT関連企業(システムエンジニア

コンピュータープログラマーwebデザイナーなど)大学生、大学院生など

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また、日常生活の状況については、基本的にデスクワークで、

少なくとも毎日3時間以上はパソコン作業をしている。

そして、『スマホ』もよく見る。

 

さらに共通しているのは、みなさん真面目で、穏やかな性格の方々。

 

みなさん、どう思いますか。

今の世の中、このような方は、恐らくたくさんいらっしゃるでしょう。

いや、大半の人に心当たりがあるかもしれませんね。

 

そしてここ十数年では、

会社や職場にもうつ症状に悩む社員も、

急速に増加しています。

 

厚生労働省は、3年毎に医療機関を受診する患者調査を行なっていますが、

それによると2000年(平成12年)頃からうつ症状で医療機関を受診する

患者さんが急増しています。

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うつ病は、まさに21世紀の病気といったところでしょうか。

 

そこで厚生労働省は、

2011年、急増するうつ病といった精神疾患

がん・脳卒中心筋梗塞・糖尿病とともに

「5大疾病」として

重点対策を進めるための方針を発表しました。

 

「5大疾病」とは、

患者が多く緊急性が高いなど、一定の条件を満たす疾病に対して打ち出す

医療政策の基本指針です。

2006年の医療法改正で、がん・脳卒中心筋梗塞・糖尿病を「4大疾病」

に定めましたが、

さらに急増する精神疾患を加えて「5大疾病」としたのです!

 

また、一般社団法人労務行政研究所が2010年に実施した

企業のメンタル調査(252社)では

「メンタル不調で1カ月以上の休業・欠勤している社員がいる」

と回答した企業が63.5%にものぼっているようです。

さらに、

休業や欠勤の日数が数日間のケースや、出勤はしているが

自律神経失調症や精神的な不調を感じている社員などの潜在層を入れると、

大半の企業に倦怠感、無気力、不安感、焦り感などのうつ症状を患っている

社員がいると推測できますね。

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特に最近は、

1日中精神的なうつ症状にある従来型の定型「うつ」とは異なり、

仕事の時だけうつ症状が発症したり、慢性疲労感などの身体的症状を

ともなった「非定型うつ」「新型うつ」と呼ばれるうつ状態の方が

急増しているようです。

 

あのNHKでも特集番組NHKスペシャル

「職場を襲う“新型うつ”」(2012年4月29日放送)を放送して

大きな反響があり、半年後「職場を襲う“新型うつ”」反響偏

(2012年9月27日放送)を放送しました。

www6.nhk.or.jp

 

 このように

うつ症状などの精神疾患の急増が、

近年大きな社会問題となっています。

 

 

書籍スマホうつ』より

『IT猫背』の悪影響、『スマホ依存症』から『スマホ症候群』、

そしてスマホうつ』への過程を解説します!

 

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